思ってたのと違う展開
岸田総理がスタートアップについて言及すると、マザーズ指数が下がる昨今、皆さんはいかがお過ごし?私は年初から持ち株ダイエットに成功してます(ゲッソリ)

さて、株価なんてデート初日の女性心理ぐらい揺れ動くもの。そんな事を気にしていても仕方がないので早速本題。元デイトレーダーの癖として、各種日本株の指数について考えてしまう時がある。まあ、指数を当てるというよりも、どういったお金の流れが起きるんだろう?という好奇心の側面が強い。本日はその事について述べたいと思う。
資金移動が決定的に
去年の11月ぐらいからの流れを見ている限り、金利上昇に伴い今年は大型株が全体に強くてマザーズは売られるというのはある程度想像出来た。
しかあああし!(つばぺっぺ)
まずは本日の日本株の各種指標を。
これを見た後に上昇率ランキングを見ると、トヨタ・日産自動車など自動車関連を筆頭に、ソニー・コマツ・川崎重工業など、普段はランキングで見かけない大型株の名前がズラリと並んでいる。今までの私自身の考えでは、
マザーズが売られて大型株に資金が流れる
大型株全体が買われて日経平均が上がる
この組み合わせだった。しかし、
マザーズが売られて大型株に資金が流れる
大型株の中でもテーマ性のあるものが買われる
という認識に変わった。大体フラッシュクラッシュ以外でマザーズ指数が4~5%も下落すると、一般的には弱気転換だと思って間違いない。それに加えて特定のセクターだけの上昇を考えると・・・・
大型株なら何でも良いわけではない!
という結論に落ち着いた。今日の日経平均の横ばいを見てると、マザーズ株を売ってトヨタやソニーにお金が流れてると推測せざるを得ない。また、今後はそれらに関連する部品を扱う企業とか、周辺企業にしか資金が集まらないんじゃないかと。となると、本当に目利きが出来ないと指数を超える成績を残すのは困難ではないかと思う。こういう展開になると、S&P500を買っておいたほうがまだ楽かもしれない。マザーズ戦士の受難はまだまだ続きそうである。