ある投資家バーでの会話
A氏「いや~最近VOOに興味があって。どうするか悩んでるんだよね。」
B氏「マジっすか!僕も手元にキャッシュがあるんで、VOOにめっちゃ興味があるんですよね。やるなら早くやったほうがいいし。ねえ、株美ちゃんはどう思う?」
株美「(えっ!VOO?私なんてまだ株を始めて3か月だし、なんなら雰囲気で買ったアンジェスで大損ぶっこいてるのに、VOOとか言われたって分かるわけないじゃん!でも、B君がやるなら早くやったほうがいいって言ってるし。あ、そうだ。あれか!あれの事か!)たしかにやるなら早くやったほうがいいし、最近のメンズにも浸透してるから早くやったほうがいいよ。出来れば夏前までにやっておいたほうがいいかも。最初のうちはチクチクするから気を付けてね!」
A氏・B氏「それ、VIOな!」
株美

VOOと言って世間の何%が理解出来るのか。筆者は疑問です・・・。
次世代投資家は優待・配当・積み立て・米国株がお好き?
私のブログの記事の中では、優待と配当が圧倒的人気だ。私個人は小型株集中投資なんだけど、読み物として書いている。そういったデータや他のブログの記事を見ていると、今の若い世代の投資家は、個別株よりも優待・配当・積み立て・米国株が好きなのでは?と考えるようになった。その理由について個人的な考えを述べたいと思う。
株主優待
優待に関しては、その非日常的な体験が大きい理由だと思う。普通に生きていて、ある日カタログや優待品が自宅に届くという事はほとんどない。また、投資先の限定グッズがもらえたり、優待品の日常使いが出来れば投資としての魅力も大きくなる。配当金とのダブルコンボも魅力。
配当
やっぱり銭ですよ銭!銀行が信じられないほどの低金利である今、ほぼ確実に高額な配当金を受領できるのは株の大きな醍醐味である。また、自分が買うタイミング次第で利回りを上げられる点も、ワクワク感があって良い。ちなみに「含み損が増えてもいい、配当金がもらえるなら。」これが配当株投資家の合言葉である。
積み立て
これも非常に人気だ。今はNISAなどがあり税制面で優遇されている。また、個別株投資のように上場廃止や乱高下が少なく、安定して運用できるのも魅力である。特に若年層の投資家にとっては、複利で運用するメリットが大きい。20代で積み立てを始めて50~60代ぐらいまで頑張れれば、きっと人生の助けになるだろう。
米国株
とある株女子になぜ米国株をするのか?と聞いたところ「儲かりそうだから」と秒速で返事がかえってきた事がある。どれぐらい個別株の事を熟知しているのか心配になったが、アップルやアマゾンは日本人でも知ってるし、買って握ってるだけで利益が出るのも事実である。また、AAPL持ってるよ!とかGOOGも持ってる!とか言われると、何だかかっこよくて嫉妬してしまう。いつも4桁の数字しか言わないので、個人的には英語字表記はカッコイイなと思ってる。
働きながら投資をするという健全な証
今日題材にした「優待・配当・積み立て・米国株」を考えると、労働ベースで組み立てていく資産運用の手段としては、非常に親和性が高いと思う。また、こういった事がメインストリームになるというのは、日本の投資環境としてはある意味健全なのかなと。私が株を始めたころのデイトレ界隈は、億万長者or自己破産みたいな雰囲気もあったし、よく考えたら無茶苦茶な時代だった。今の人達のほうが投資を始めるスタートラインが低いし、そういう行動がドンドン根付いて行って日本の投資環境が良くなればなあと思った。