いいかおまいらとにかく読んでくれ
何となく海運株のことをツイートしたら、あの泣く子も更にギャン泣きするゼッピーのファウンダーに詰められた。
ちなみにバルチック海運指数はばら積み船の船賃を表しているに過ぎず、必ずしも海運市況全体を示唆しているわけではないことに注意が必要です。コンテナ船、LNG、LPG、VLCC、自動車船それぞれ異なるレートがでています。また、細かいですが、BDIの中でも船体の大きさで数値がかなり異なっています。
— 井村俊哉 | ㈱Zeppy Founder (@imuvill) March 14, 2021
「あああ?うっせー!うっせー!うっせーわ!あなたが思うより適当です!大体雰囲投資家の呟きに、マジモンの分析ぶつけて来るか?やっぞ、今回は本気でやっぞ!\(^o^)/」
と、脳内空手三段の血が騒ぎ、危うく井村さんに得意の回し蹴りが入るところだった(脳内で)。これは、個人投資家VSゼッピーの全面戦争来ちゃう?と思ったそこのあなた。

その事について説明したいと思う。
どっちも正しい
まず、私の言葉を振り返ってみる。
~結構前にランキングで海運関連が上がってる事に気が付いた。今チャート見たら凄いね。海運と言えばバルチック海運指数。この指数に反応しやすいのは、NSユナイテッド海運と飯野海運。僕が知ってるのはもう何年も前だから今も連動するかは知らん。でも、海運の中でも小型だから良く動いた記憶がある。~
それに対しての井村さんのご意見。
ちなみにバルチック海運指数はばら積み船の船賃を表しているに過ぎず、
必ずしも海運市況全体を示唆しているわけではないことに注意が必要です。
コンテナ船、LNG、LPG、VLCC、自動車船それぞれ異なるレートがでています。
また、細かいですが、BDIの中でも船体の大きさで数値がかなり異なっています。
これ実はね、井村さんのおっしゃってる事も、私の言ってる事も両方正しいのだ。まず井村さんのおっしゃっている事は正しい。普通なら海運と言えば日本郵船などが思い浮かぶが、実は海運業と言っても事業内容はバラバラである。例えば国内の海運セクターで言っても9176佐渡汽船などは新潟ー佐渡間のフェリーで、原油を運んだりはしない。9173東海汽船は伊豆七島の観光・生活航路を中心に事業展開しているし、9171栗林商船などは内航の海上輸送がメインである。このように、各社の事業内容は全くバラバラなのである。なので「もし本当の意味で海運に投資するなら、バルチック海運指数だけを見てはだめですよ!」と忠告してくれたものだと推測している。これは私のみならず、フォロワーさんにとっても勉強になったようで、井村さんにはこの場を借りてお礼を申し上げたい(ぺこりーの)。
それに対して私が言いたいのはもっとシンプルで、
バルチック海運指数が意識される
↓
海運セクターにお金が流れて来る
↓
そういえば小型の海運はよく株価が動いて儲かったなあ
↓
その事を思い出してツイートした
そう。バルチック海運指数が個別の業績にどう寄与するかではなく、
マーケットが指数を意識したらそれを利用して儲けられるよ!
というのを私は言いたかったのだ。その記憶が合っているか心配になり、本日付のいくつかの海運セクターの株価を調べてみた。こういう時は大体中心になる大型株が、他を引っ張る構図になりやすい。
日本郵船 時価約6000億円

飯野海運 時価約540億円

NSユナイテッド海運 時価約430億円

東海運 時価約100億円

共栄タンカー 時価約80億円

こうやって見ると一目瞭然。
海運小型株飛んでるやないか~~い\(^o^)/
というわけで、私の記憶も正しかったことが証明されたのである。
二人はプリキュア!
ここまでを見てもらえれば分かるが、
井村さんはマジモンの投資家。
私は雰囲気投資家。
という事がよく分かる。時間軸を長く取って投資をしたいなら前者に学び、デイトレで値幅を取りたいなと思ったら、私のように需給を狙って売買しても良いと思う。ただし、
いっぱい儲かるのは井村さんだけどね(震え声)
というわけで、二人はプリキュア!で締めたいと思う。
