やりたくなるよね空売り
金利上昇で株価が爆下げすると誰もが分かってる今、素人でも思いつくのは
空売りしたら儲かるんじゃね?
ということ。 そうだよね。これだけ外部要因と株価の下落理由が一致してる訳だから。
しかあああし!(つばぺっぺ)
私はこのブログを開設して以来、空売りは一切お勧めしていない。古くからの読者であればわかってもらえると思うが、
・買いは1円で下げ止まるが売りの損失は無限大
・新規IR一発で宇宙まで担がれる可能性がある
今回は特に深掘りして説明することはないが、空売りする時はこの2点だけ頭にしっかりと叩き入れて欲しい。
今の市場環境を十分に理解すること
ここまで読んでもなお空売りをしたいそこのあなた!大型株限定であれば、YJJも目をつぶります。では今日のブログタイトルにもあるように「どうしても空売りしたかったら午前中で手じまいしなさい!」これについて説明したい。私がやっていた超短期のデイトレやスイングの場合、ギャップアップ・ギャップダウンを狙いに行くのが普通だった。ギャップアップは、日本市場が引けてから翌日の寄付きまでにアメリカ市場の影響や材料等で値上がりスタートする事を意味する。ギャップダウンはその逆である。例えば昨日のアメリカ市場でいうと、パウエルさんが特段の新ネタを出すことはなさそうだと考えれば、失望売りが出ると予測し空売りをかけておくことも可能だ。その値下がりの幅によって利益を得ることができる。 金利上昇がマーケットの注目を浴びている今は、短期的であれば売りで利益を上げられる可能性は高い。だが、ブログのタイトルにもあるようにひとつだけ注意して欲しいことがある。
俺達には黒田総裁がいる
どういうことかというと、先日の日銀の政策点検でETF買いについては高値で買わないというような話になっている。となると、今までのような1000億円クラスの買い支えは期待出来ない。だが、日銀がETF買いを辞めたわけではないし「下げたら買う」という意思はハッキリしている。次の画像を見て欲しい。

何が起きてるかというと、
日経がガッツリ下げたら日銀がガッツリ買ってくる
という事。つまり、前場に下げれば下げるほど、日銀の買い支えの余地が大きくなる。なので、後場の動きが大変強くなるのだ。だから午前中に空売りで含み益がたっぷりあった人も、後場では慌てて買戻しする事を余儀なくされるのだ。よって、後場の日銀の買いに備えて、前場で売り玉を処分しなさい!という理由につながる。もちろん長期で売りたい人や、自分のポジションのヘッジとして持ちたい人はまた別の話である。日経1万円割れてた時はこんな事は無かったので、正直うらやましい(ポツリ)。皆さんも色々と市場環境に合わせた立ち回りを試してみて欲しい。