株式市場の暴落時こそ冷静に考えよう
まずは金曜日のニューヨークダウの推移を。場中高値である22,325ドルから21,636ドルまで、すっとんこすっころりんと急落している。

株価の下落にも2種類あって、 ゆっくりとズルズル下がっていく、ぼうやの鼻水タイプの下げと

冬季オリンピック競技のリュージュのように、一気に下げていくタイプ
の二種類がある。たしかに下落は下落なので大して変わりがないように見えるが、後者のリュージュタイプの下げは、非常に厄介なケースが多い。なぜなら、大したリバウンドもなく直滑降で株価が落ちるということは、
投資家が恐怖を感じて投げ打っている時が多い
から。デイトレーダーならこういった急落を利用して稼ぐ事もできるが、一般的な投資家からすれば恐怖以外の何者でもない。
もうこうなったらシンプルに考えようズ
先日もブログで書いたが、連日のボラティリティの大きさに、トレーダー以外の一般投資家は間違いなく辟易しているだろう。
こういう局面になると、何が真実で・何が正解で・どこに答えがあるのか?といったふうに思い悩んでしまい、
メンタル・ヤバミ
へと変身してしまうことが容易に想像できる。なので、そういった現象を防ぐためにも私が以前言った、
悩んで解決出来る事は徹底的に悩むが、
悩んで解決しないことは悩まない。
この考えに基づいて、シンプルに答えを導こうと思う。
投資には2つの悩みしかない
実は大きく突き詰めていくと、投資の悩みは2つしかない。
悩みその1 人類が滅びる事
物凄くシンプルに考えると、もし人類がコロナウィルスで滅亡した場合、株式市場はなくなる。そうなると確かにお金は無くなるが、逆に言えばお金の心配する必要も無くなる。しかし、
直近2000年ぐらいに限って言えば、人類が絶滅した事はない(朗報)
また、今回のコロナウイルスが、致死率100%であると言う話も聞かない。よって、人類が滅びないのでこの問題はまあるく解決。

悩みその2 会社が滅びる事
会社が業績不振で立ち行かなくなると、最終的には破綻する。投資家にとっては破綻=紙屑なのでこれは避けたい。 またこういった時期は、株価が下がってつらいという悩みはあるのだが、 会社が永続して成長し続ければ、どんなに株価が下がろうがいつかは報われる。
なので、株価の値下がりについては大した問題ではない。待てばいいのだから。そう考えると重要なのは、滅びなさそうな会社を選ぶ事が重要になる。多分生きていないので、100年後の未来までを想像する必要はないが、今後3年間で
JR東日本が破綻するか?
マックがモスに抜かれるか?
ディズニーランドが無くなるか?
こういったことを考えれば自ずと答えは出る。 よって解決。
まとめ
ここまでの話をまとめると、人類は滅亡しない確率が高いし、滅びない会社を持っていれば、いつか報われる。この2点に要約される。
つまり、
滅びない会社の株を安く買って待っていれば
最終的に報われる。
だから、何ひとつ心配する事はないのだ。数年後にハッピーになっている自分を想像して、ワクワクしながら株を買おう。
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