日銀が遂にアレをぶっ放したのに、株価は・・・。
はーい、リバウンド狙いの皆さん元気い?FRBが実質的なゼロ金利を発表し、ダウ先物がサーキットブレーカーを発動してフリーズした後、日経平均は17000円台をキープしながら孤軍奮闘していた。
その理由はもちろん、日銀の前倒し会合。
元々決められている会合が前倒しされるなんて、ドキがムネムネな展開。その決定内容を見極めるため、投資家たちは固唾を飲んで見守っていた。そして場中に内容が発表された。
この発表を受け、一気に先物が上げ円安も進み、一時は日経平均も17,785円を付けた。その後、安定の失速 orz
日経平均は一気にマイナスへと転じた。
結局、金融政策で何をやってもムダムダムダあああ!
なぜ、金融政策で好条件が出ても、市場は失望売りされるのか?
結局答えはこれで、 最終的には需給が解決するから。損失を抱えている人達は、現時点の損失を解消したい。そのための淡い期待をずっと抱き続けている。そこで常識的にはあり得なような好条件の政策が出ても、結局は短期で急騰して戻り売りに押され、下げてしまう。つまり、
完全に売りが治るまでは何をやってもムダ
という結論になる。これは個別株でも同じで、 信用買い残の多い銘柄が材料一発で救われることが無いのと同じ。大半の人がギブアップするまでは下落が続くのである。
今回の金融政策は明らかに過剰である
ここまで来ると地獄の底まで株価が落ちそうな気もするが、実はそうではない。なぜなら、
現時点で過剰ともいえる金融政策のカードが出た
から。
今回は各国の中央銀行を医者に例えて、私を患者とする。
患者の私は、ナースコールで「体を拭いて欲しいんです!かゆいんです!」
と、のたうち回って新人ナースを指名。
罠にかかっ・・・職務に熱心な新人ナースが急行。
そして、締め切った個室でワイのバズーカが・・・・
ちが~~~~~う \(^o^)/
途中から官能小説になりそうなので自粛。改めて、私が不注意で右手小指を骨折したとしよう。それに対して病院長が直々に私を出迎え、個室でもてなし、骨がくっつくまで特別室で入院する。
今回の金融緩和は、この医療処置ぐらい過剰であると言える。はっきり言って小指の骨折程度で入院など大げさすぎる。だが、患者本人が心配症なので、過剰ともいえる待遇を事前に設定しただけ。
なので、小指の骨折が治れば、また日常生活に戻ることができる。今回の金融緩和の実態はそういった感じである。
舞台は整った
この過剰すぎる金融緩和を見て思ったことは、
これは、コロナ終息後に暴騰しちゃうパティーンだな
という事。確かに現時点ではコロナウイルスの実体経済への影響が見通せないのでマーケットは不安になっているが、それが終息した後は株式市場の暴騰を想像出来る環境が整った。
利下げで真っ先に思い浮かぶのは不動産セクター。まずここを中心に監視している。その後、全体に波及して暴騰が始まると思っている。 現時点では大荒れの株式市場だが、私自身は、株を買うのか買わないのかというフェーズではなく、どこのセクターをいつ買うのか?というフェーズに移行した。
前述したとおり、しばらくは需給の関係で不安定な相場が続くと思うが、その後のガイドラインが見えた。私は稲妻が光る瞬間を虎視眈々と狙っている。今は嵐が過ぎ去るのを待つ期間だと考え、投資先の選別に力を注ぐべきだと思う。 各自準備されたし。
ツイッターも見に来てね ヤリ手ジジイのツイッター