短期逆張りは小資本であるほどおいしいイベント
2月の25・26日の二日間で、日経平均は約ー1500円。NYダウに至っては-2000ドルという、久しぶりの暴落を見せている。ポジションを組んでる人にとってはろくでもないイベントだが、ノーポジだった人にとってはチャンス以外の何者でもない。
私もそこそこの投資人生を歩んでいるが、急落ほど美味しいものはないという事は先日お伝えした。まだ読んでない方は、読んで欲しい。
なぜ急落が美味しいかと言うと、 株価急落の理由のほとんどが人々が恐怖に駆られて一斉に株を売ってしまい、短期的にオーバーシュートするから。要はファンダメンタルズとか一切無視して、とにかく現金化したい人たちの投げ売りが、考えられないような安値を付けるのである。
そして急落の反動から、1泊2日で最低でも数%の利益が出る可能性があると考えたらこんなに楽しいイベントはない。また、小資本であればあるほど逆張りは有利だ。自分の買った株を売り抜ける時に、株価を崩すことなく売る事ができるから。
逆にお金持ちになってしまうと、自分の売り板で株価が崩れてしまうのでなかなか難しくなる。なのでこの急落というイベントは、小資本で初心者ほど参加すべきだと私は思っている。
やはり経験を積んでいても百発百中とはいかない
私は昔から逆張りが大好きで、暴落が来ると体中からアドレナリンが出るのがわかる。いつもは違う所から違うものが出るんだけれども。ニヤニヤ
なので自分で言うのもなんだが、逆張りの精度はかなり高いと思っている。やはり、年に何回もないイベントなので、結局は経験がものを言うのだ。だが十年以上の経験があっても、大底を当てられる可能性は100%ではない。これは正直に認める。
だから、 25日に持ち越して26日の今日そこそこ被弾もしている。だからといって逆張りをやめようとは一切思わない。その理由について述べていきたい。
はずれる可能性がある前提で逆張りをする
経験上、暴落時の反転パターンも複数あって、実はそんなに単純ではない。そして暴落している時は、 ある程度自分で仮説を立てて買い向かうわけだが前述したとおり外す時もある。
しかああし!(つばぺっぺ)
私は逆張りで損をする可能性を想定して、買いを実行する。
「ん?損するなら買わないほうが良くない?」
と思った読者の諸君。それは間違いである。私の場合は、
一度損をしてもトータルで取り返す
という行動パターンが染み付いている。例えばプロ野球で考えてもらえればわかるが、一打席目で三振したからといって二打席目を放棄する選手がいるだろうか?二打席目でゴロを打ったからといって、三打席目を放棄する選手がいるだろうか?
三打席目でヒットを打って毎試合それを継続できれば、打率3割となり、プロ野球の世界では一流になれるだろう。私もこの考えをベースにしていて、
1回目の逆張りでダメだったら2回目で取ればいい。
そのために1回目を外した時のダメージを抑える。
という論理で動いている。つまり、失敗したとしてもダメージが残るような売買はしないという事。ダメージを残さない売買というのはどういうことか?前半の話に戻るが、
リンク先にあるように、強い株を持つこと。例えば昨日今日の例で言うと、25日に持ち越したA株で被弾をしたのだが、パーセンテージで言うと-1.3%程度と大したことはなかった。信用でレバレッジを掛けていたのに。
なぜこうなったかというと、私が持ち越し用に選んだA株は、前の週の金曜日にはとても強い値動きをしていた。それが25日に暴落。まずその時点で、私にはある程度の下値の目処が付いた。
そして本日、ダウが-1000ドルで迎えた日本市場。前述したように、持ち越した株に大した下落はなかった。そして本日の下げにも耐え、良い形で引けを迎えた。このように、銘柄の選択さえ間違えなければ逆張りは怖くないということが、私の中では理解できている。これを言い換えれば、
一定のパターンにはまった株を見つけられれば、
皆さんにもチャンスがあるという事。
皆さんも持ち越した株の中に、ギャップアップしたり妙に下げ渋った銘柄があったかもしれない。そういう株を場中に安く拾えていれば、暴落の回数を重ねるごとに、株価が反転するターンが近づいてくるという結論になる。
昨日今日のデータを調べて、こういう銘柄が強いのか!とかこういう時はこのセクターが強いのか!とか、色々と特徴が出てくるかもしれない。そういったものを頭に入れておけば、次回の暴落時に役立つと思う。
備えあれば憂いなしとはよく言ったもので、普段からこういった事態に備えておくことも大事である。ちなみに本日も力いっぱい持ち越した。私がブログを書いてる時点で市場が反転するかはまだ分からないが、

こんな感じなので、私の持ち株だけ許してほしいと思う(震え声)