Twitterを見てくれている人たちは、リバウンド取れたよね?
数日前のコロナウイルスをきっかけに始まった総悲観から、 やっと底打ちと呼べるレベルの株価の反発が見られた。今までブイブイ言わせていたマスク関連が、軒並みストップ安。それを待っていたかのようにマザーズ指数も底打ち反転。また、懸念されていた上海総合指数もプラス転換。一気に株式市場の雰囲気が良くなった。
まさかとは思うけど、
二番底に備えて持ち株売った人いないよね?
冷静に対処出来ていた人には、年明け早々の臨時ボーナスになったと思う。
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仮説を立てる事の大切さ
今回は仮説を立てることの大切さをテーマにしている。これはおそらく、デイトレード・長期投資・不動産投資等、あらゆる投資活動において共通する大切なことだと私は認識している。仮説とい言ってもものすごく単純で、
A→Bに変化した場合
A→Cに変化した場合
自分が投資した基準から、どういう推移を辿るのか、あらかじめガイドラインを立てることである。そして、 仮説の枠内に収まっている場合どうするのか? 仮説の枠外に行ってしまった場合どうするのか?これが私が考える仮説の立て方である。ここで一例を。

私は今回の株価下落に見舞われた際、色んな仮説を考えた。
仮説1 世界株価暴落の継続
仮説2 踏みとどまってリバウンド
仮説3 業績悪化をジリジリと織り込んで下落
基本的に株は上げるか下げるかだけなので、どちらかだけ考えれば良い。この三つの仮説の中で私の経験上、最も適切だと思ったのは仮説2である。
この理由を書くと、 家の近所でアライグマに喧嘩を売られた話や、この年になって未だに近所のおじいちゃんがアメをくれる話などを含め、4日はかかるので割愛したい。
実は当たりかハズレかはあまり問題ではない
今回のリバウンドの件。 もちろん当たったら当たったで嬉しいのだが、事の本質はそこではない。一番大切なことは、
自分の立てた仮説を踏まえて行動できたか?
ここなのである。例えば私がリバウンドすると思って、マザーズに買いを入れたとする。この買いというのは、自分の仮説に基づいた買いである。
もしこの仮説が当たっていた場合、私はリスクを取った恩恵を受けるだろう。しかし、逆に下げ止まらずにどんどん株価が下落して行った場合、私はどういった行動をするのか?ということ。株価が更に下落するケースというのは、完全に自分の仮説の枠外である。この場合私が取るべき最大の手段は
損切りである
そして私は損切りができたら、ちゃんと自分を評価する。仮説が外れたかどうかが問題ではなく、自分がちゃんと対処できたかどうか。ここが評価のポイントになる。皆さんも心当たりがあると思うが、
最初に決めたルールを守れてないことが多くないですか?
ということ。例えばデイトレで支持線を割ったら損切りなのにそれをしなかったり、長期投資であれば決算が悪かったのに持ち続けてしまったり。不動産投資でも、高い家賃設定だと分かっていても下げずに機会損失したり。失敗例には事欠かない。ニヤニヤ
普段の冷静な時には出来る事が、市場の雰囲気に飲まれてできなくなってしまうケースがある。例えば、自分が決めていた損切りラインを超えてしまって損失が拡大。どんどん下がっていくのを見て損切りをやめてしまう。更に損失は拡大。
「あの時売っておけばよかった~~」
と嘆きつつも、もうここまで来たら売らない!みたいな。こういったことが実例として挙げられる。この損切りができないという部分は、 自分で仮説を立てるまでは良かったがそれを守れてないこと。つまり大事なことは、
投資をする時は仮説を持て!それを守れ!
こういった結論にたどり着く。私自身はこのように事前に仮説を立てて行動するようになってからは、市場の急落に対しても狼狽して売ってしまったりするようなことはなくなった。これは私が立てた仮説の枠内であり、 やることがなかったからである。
ここ数日で大慌てで狼狽売りしてしまった人は、この仮説を立てて守るということを実践してみてほしい。今回のように予期せぬ急落は必ず来る。
か・な・ら・ず・!(強調)
その時にどういった行動を取れるのか。また狼狽売りするのか?真価が問われるのである。