小遣い欲しさに国を売るんじゃねえのこの\(^o^)/
いつも通りダラダラとした週末を過ごしていたら、ニュースが入った。私が見た第一報には「大手通信会社の社員がロシアに機密を漏洩してた」との文面が。
「大手通信会社?何で会社名は伏せてるの?三大キャリアでほぼ間違いないでしょ。これは内容次第ではアレだな、アレ!」
と思いながら続報を待つと、ハッキリと会社名が。その社名はソフトバンク・・・・。
小遣い欲しさに国を売るんじゃねえのこの\(^o^)/
これは株価に影響するなと思い、市場が始まる前に考えまとめる事にした。
容疑者が売り渡した情報の中身とは?
現時点で私が拾えている情報としては、
1 情報は電話の基地局など通信設備に関するもの
2 在日ロシア通商代表部の幹部らに情報を渡した
3 飲食での接待や現金を受け取っていた
4 容疑者が相手の素性を知らなかった可能性がある (FNNの報道より)
徐々に内容が明らかになってくるとは思うのだが、容疑者が情報をロシアに対して売り渡していたということは事実のようだ。ここを軸にして株価への影響を考えてみる。
企業イメージは確実に悪くなる
ややこしい話なのだが、ソフトバンクはソフトバンクグループの傘下の会社であり、現在は宮内謙さんが社長を務めている。個人的に孫会長はすごい人だと思っているが、そのキャラクターゆえか、好かれたり嫌われたりがハッキリと分かれる人物である。
そういった事情もあり、孫会長やソフトバンクが嫌いな人はここぞとばかりに叩きまくるだろう。 また、報道内容以上にある事ない事を吹聴する可能性は容易に想像できる。今回の件をきっかけに、企業イメージは確実に悪くなると推測される。
ソフトバンクの言い分も聞いてみる
こういったケースの場合、報道側の一方的な内容のみを鵜呑みにするとバランスが取れない。よって、ソフトバンク側の言い分も見てみる。
内容を要約すると、漏洩したものの中に機密性の高い情報は入っていないとの事。当然ここから話が変わってくる可能性もあるが、報道されている内容とはだいぶ印象が違う。
投資家として一番に考えるべきこと
一連の報道のされ方やスパイ行為につながりかねない内容を見ると、当然売りが優勢の形となる。
しかああし!(つばぺっぺ)
投資家として一番に考えるべきことは、
今回の逮捕事案が業績にどう影響するのか?
という事。 この一点のみである。企業イメージが悪化しようが何だろうが、あくまでも考えるのはここだけ。また、株価に影響のありそうな点をまとめると、
1 元社員が逮捕されたのは事実
2 万一機密情報が漏れたと仮定して、どんなマイナスがあるか
この辺が焦点となりそう。仮に、もし私がノーポジでソフトバンク株を狙っていて、今回の逮捕案件で株価が下がったとしたら・・・・・
絶対に買う(キッパリ)
なぜなら、万が一機密情報が漏洩していたとしても、明らかに会社主導ではないし、一個人が小遣い欲しさに実行したと考えるのが妥当であるから。
そうなると経験上、短期的に株価は下げると思うが、結局は元に戻ると思う。現時点で考えられる限りの最悪なバッドケースを考えても、影響は軽微だと。株価的にも拾いやすそうな感じだし。

もちろん私の考えが絶対ではないが、
ノーポジ
無関係
売買するつもりはない
この三拍子そろった専業投資家の、一意見として参考にしてもらえればと思う。投資は自己責任でお願いします。