なに?今年の相場で損をした?それは間違いなく下手です
今日現時点での騰落率を見てみよう。
2019年1月4日付けの日経平均株価(終値ベース)
19,561円
2019年12月24日付けの日経平均株価(終値ベース)
23,529円
年初来の騰落率は20.2%!
2019年1月4日付けのマザーズ指数(終値ベース)
827P
2019年12月24日付けのマザーズ指数(終値ベース)
879P
年初来の騰落率は6.2%!
はい、数字を見る限りどう考えてもイージー相場でした。年の途中では米中の貿易問題で荒れた事もあったが、年初から年末にかけての推移を見る限り、ちゃんとした株を買っていた人は大いに恩恵を受けた年になっただろう。逆に言えば今年儲からなかったという人は、
資金管理・銘柄選定・売買のタイミング
いずれかが良くなかったのは容易に推測できる。 という事はつまり、
下手だった
ここは揺るぎない事実として受け入れるべきである。
だが、市場を去るのは待ってほしい。なぜなら・・・
このような市場環境で損失を出してしまったり、他人の爆益報告を見ていると、
「今年の相場で損をした。株やめたい・・・」

こういう感情に襲われる人もいるだろう。つまり心が折れるってやつ。まあ確かに大半が儲かって自分だけが損してると、投資から逃げたくなる気持ちもわかる。
しかああし!(つばぺっぺ)
冷静に考えてみて欲しい。
今年損をしたからといって、来年も損をするとは限らない。
心が折れているとネガティブになるのは分かる。だが、だからといって同じ事が二年連続で続くかどうかは決まっているわけではなく、結局は貴方次第なのである。 そして投資の世界では、生き残り続けないとチャンスは巡ってこない。では、生き残り続けるためにはどうしたらいいのか?次章へ続く。
株式市場で生き残る秘訣とは?
結論から言うと、
退場をしない投資ができる人
これに尽きる。
前述したように今年儲からなかった人は、
資金管理・銘柄選定・売買のタイミング
このいずれかに問題があることは間違いない。
問題があったからお金が減った=お金が減ったから退場へと近づいた。
この連鎖が起きている。
ただ、逆に言うと、この三つのうちで問題があった部分を修正できれば、反対のベクトルに動く可能性がある。つまり、お金が増やせるということ。

また、今年で株式市場を去るという事は、今年一年間で得た失敗のデータを活かさないまま退場するという事。経験が大事なこの世界において、蓄積したデータを破棄するのは非常にもったいないと思う。
何の世界でも同じだが、続けない人に結果は出ない
今年の売買日はもう数日しかない。なので「ここから一気に捲くり上げよう!」なんていう愚かなことは考えず、もう来年に向けて気持ちを切り替えて準備をするべきだ。株式市場は毎年開かれている。投資人生もきっと長い。その長い期間において、たった1年負けたところで何だというのか?
もったいないじゃないですか!ねえ、お客さん(パチパチパチ)
何の世界でも同じだが、続けない人に結果は出ないし運が回って来る事は無い。そして失敗のデータというものは、本人次第で必ず次に活かせるし、いずれチャンスは回ってくる。

心折れて去るか、気持ちを切り替えて新たに出直すか。全てはあなた次第です。
年末の買い忘れはありますか?お好きなほうで!

