ゼンショーから優待がキターーー!
今年も残すところ残り1ヶ月を切った今日、郵便受けの音がカコーン!と鳴った。安普請で建てられている我がヤリ手ハウスは、郵便物が届くと地面に落ち、直で音が聞こえるシステムである。
今日の音はトスッではなく、カコーーーーーン!だった。こういった音の場合、郵便物も重量があるもののケースが多い。午前中に音が鳴ってはいたものの、ゲームに夢中で全く無視していた。しかし、引け後に証券会社の資金が拘束されていることに気がつき、
「これは・・・もしや・・・」
と呟きながら、玄関までダッシュした。

ゼンショーの9月末権利の優待がキテターーーー!分厚い封筒はいつ見ても嬉しい。ただ、分厚い封筒といっても、
議決権行使書と案内だけ
というフェイクも多々あり、株主優待あるあるの一つとして数えられている。初心者は大抵騙される。ニヤニヤ
何度でも言おう!優待は心の癒しである
私が優待を取るようになってから数年が経つが、いつ届いても嬉しいし楽しい。優待には、株の取引とはまた別の楽しみ方がある。私は現行の制度を最大限に利用するタイプの人間なので、取れるものは取って活用することを心がけている。まだ優待をもらったことのない方は、ぜひ優待取りにチャレンジしてみてほしい。
早速中身を開封してみた
どっきどき。

きとぅわーーー!

そして、カタログも入っていた。

このカタログは選択性ではなく、
今ある優待券と引き換えにしてもらえる
タイプのカタログである。つまり、優待を使う機会がなかったり、レトルトの商品が欲しい場合などにこの制度が使えるのである。そして今回、カタログに目を引く商品が・・・

は、はま寿司のしょうゆ・・・。
ごくり・・・
種類もたくさんあるし、これでしばらく味付けには困らないだろう。
これはしょうゆGETや\(^o^)/という事で、この封筒に届いた優待をぶっこみ、

郵便ポストへGO!

優待はちゃんと使い切ります。
では、実際どれくらい得をしているのか?
では今回の優待、実際にどれぐらいの得をしているのか記録を見てみた。

前回の建値が2,463円。各種手数料を引いた金額は、
10,270円!
バイトの日当レベル。これは美味しい。どれぐらい美味しいかと言うと、空腹に耐えかねて食べた時のポテチぐらい美味しい。
私が株主優待を取りに行く本当の理由
株主優待を取る人には、人それぞれ理由があると思う。その会社が好きだったり、優待が欲しかったり、優待を換金して利回りをあげたりとか、色々と使い道や楽しみ方があって良いと思う。しかし、私がわざわざ両建てしてまで株主優待を取りに行くには、明確な理由がある。その理由とは、
キャッシュアウトを防ぐため
これが最大の目的である。これはどういう事かと言うと、 今回の優待取りで10,270円得した事になるわけだが、私の場合は優待を全て消化するつもりで取っている。
つまり、ゼンショーで飲食をした場合、この10,270円分のお金の流出を防ぐことができる。本来食事をする場合、手持ちのお金から支払いをするわけだが、株主優待を使えばその必要がない。ということは、飲食して持ち出ししなかった分のお金が、丸々別のことに使える。これは圧倒的メリットだと考えている。
これをもっと分かりやすく考えてみる。財布の中に1万円札が1枚と、1万円分の優待があったとする。ゼンショーでの飲食をした場合、全額優待で支払えば良い。そうすると、優待を1万円分まで使い続ければ、現金である1万円札を使う必要がない。手元の現金は残る。
このキャッシュは何にでも使える。優待取りを繰り返して貯まったキャッシュで、再度株を買ってもいいし、別のものに使ってもいいわけだ。もちろん1万円分の優待だけでは人生は変わらないが、これを何年も繰り返すことによって確実にキャッシュは貯まる。
そういった積み重ねが10年単位になると、馬鹿に出来なくなってくるのである。こういうことを理解しているバリュー投資家は、この制度を最大限に活用してキャッシュアウトを防ぎ、地道に資産を増やしているのである。前述したとおり、株主優待は色々な楽しみ方がある。
が
このように「キャッシュアウトを防ぐ効果がある」ということも考えながら資金計画を練ると、また違ったものが見えてくるかもしれない。優待取りを是非お試しあれ。