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買ってはみたものの、手が小刻みに震えている
日経株高の恩恵を受けてるみんな!元気?
ワイもげん~~き!\(^o^)/

いまだに私がクックビズオンリーだと思ってたのかい?
うん、そうだよ(キッパリ)
相変わらずポートフォリオはクックビズのみなのだが、かといって他の銘柄を監視していないわけではない。常にチャンスがあればアタックするし、フラれたら秒速で次の運命の女性を探す。それがヤリ手流です(何の話)
ということで、いつでも翌年に向けて、新規で銘柄を発掘している。今回購入した株は、
3138 富士山マガジンサービス
あら、お久しぶりねって感じ。富士山マガジンはとても相性がよく、過去の成績はトータルでプラスである。いや、多分・・・。プラスだよね?どうなの?もしかして思い込み?
考え始めると不安になるタイプなのでやめる。
さて、この会社は時価総額はめちゃくちゃ低いので、みんな全然興味はないと思うが、世の中にはどこにマニアックな人がいるかわからない。そういう人達のために、今回新規に買った理由を書き記したいと思う。
なお、いつもいつも言っているが、個別銘柄に関する記事は、その株を推奨する意図は全く無く、一人の投資家の株を買う理由として捉えておいて頂きたい。毎回言うが、私はイナゴされるのが嫌いです。
私だけの株でいてほしいからあああ!(そしたら売買不可))
やっぱり過疎株が性に合っている件
今回富士山マガジンを買ってはみたものの、はっきり言って自信はない。まあ、いつだって自信はないわけだけど、特に自信がない。なので、即退場になるレベルでは購入していない。あしからず。 さて、本題に入ろう。
私は昔から過疎株とか小型株が大好きで、長期投資を心ざしてからは、そういった銘柄ばかりを、買っては震え、買っては震えしながら日々を過ごしている。これは以前、デイトレーダーとして出来高がたくさんあるところに飛び込んでいた反動で、静かな場所に居心地の良さを感じるということだと思う。
おじいちゃんの田舎暮らしみたいな?

いまだによくわからないけれども、煽り銘柄や他人が持っている銘柄を買うのが好きじゃないというのが根底にあり、 行き着いたらこうなってしまったという感じ。今はもう、いろんな意味で諦めている。
富士山マガジンサービスを買った、たった3つの理由
今回私が購入したのには理由があって、それはたった三つだけである。その理由についてちゃっちゃと説明したいと思う。
1 市場から完全に見捨てられてたから
富士山マガジンに関して、ネット上やTwitter 上で色々調べてみても、ほとんどヒットしない。これは経験上、市場がほとんど関心を持っていない証である。業種的に熱烈なファンがいるわけでもなさそうだしね。
だだ、私はそういう株を見ると、捨てられた子猫を見つけた時のように、駆け寄ってぎゅっとしてしまう癖がある。株式投資においても、普段の善人振りが発揮されてしまうのである。ニヤニヤ
2 これはもしかしてインサイダー?
私が適時開示を読んでいる時に、 ふと気になる文言を見つけた。
募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ
「あ?ストックオプションだあ?株価低迷してるのに、既存株主にダメージを与えちゃうやつ?」
などと思いながら、中身を見てみた。要約すると、
・取締役にばらまく
・終値が行使価額の50%を下回った場合、行使を義務付ける
・割当てる株式は、自社で保有する株式を優先的に割当てる
とりあえず、士気向上のために取締役にばら撒くのは分かる。しかし、 新株予約権の行使の条件が「ドチャクソ株価が下がった時でも行使だからな!」と言う、株主からすると気合が入った内容になっていた。
細かく見ると、まあ現実的にそこまで株価が下がる要素はないから、行使する側にとっては美味しいよね!というような内容なのだが、私はここに一つの仮説を立てた。
「これだけ強気ってことは、何か将来的にポジティブな要素を掴んでる?」
株価がめちゃくちゃ下がった場合に新株予約権を行使したら、経営陣も相当のダメージがある。 にもかかわらず条件がゆるゆるとはいえ、こういったことを実施するというのは、相当の自信があるからではないか?と、素直に考えた。
しかも会社の重要情報だけを知っている、常勤取締役のみに発行・・・。う~~む、怪しい。どれくらい怪しいかと言うと、
自分の部屋の前に誰かの気配を感じた時の
思春期の男の子の動きぐらい怪しい。
まあ単純に気合を入れるためにこういう条件を設定した可能性もあるので、あくまで仮説のひとつとして考えている。 また、普通は新株を発行する際は新規に株を発行するのが一般的だが、今回は自社株から優先的に割り当てるとのこと。つまり希薄化の影響が低い。
過疎株なので下手に希薄化するよりは、取締役が握っていてくれた方が安心とは言える。以前に自社株買いをした際は、M & Aとかそういったことに使うのかな?とは思っていたが、現在の状況を考えるとその使い道としては、割とマシな使い方だとは思っている。ただ、そんなに条件いいなら、既存株主にも割り当てて欲しいけどね。
ニヤニヤ
3 新サービスの提供で、富士山マガジンの未来が見えてきた
三つ目は、リコー・電通・富士山マガジンサービスの三社で、ビジネス誌・業界専門誌読み放題サービスの「Biz SHERPA」を提供開始するとの事。これは、業界の専門誌を一つにまとめて読み放題にするサービスらしい。この記事を見た瞬間ビクッと来た。
女性誌・ファッション誌等の読み放題サービスは、 完全にレッドオーシャンだし、はっきり言ってその分野に進出しても勝ち目はないと思う。しかし、 この専門業界に特化した雑誌情報の提供というのは、 富士山マガジンの直球ど真ん中の得意なビジネスであり、これが売上2兆円クラスのリコーの号令の元、ビジネス展開をするとなれば、期待しない方が無理がある。
またこのビジネスは、富士山マガジンが営業をかけるといった類のものではないので、特にビジネス上のリスクは感じない。逆にここで得たノウハウを基にして、自社の別分野で同じようなサービスを展開できたら・・・・。後は・・・分かるね?ニヤニヤ
他にも理由はあるが、私の希望的観測の域を出ないので、そっと胸にしまっておく。
あーだこーだ言っても、結局は決算次第
富士山マガジンは、3Qの決算が来週に予定されている。消費税増税の影響も相当あると思われ、 全くもって楽観できる状態にはない。ただ、決算の予定を考えるとここから本決算あたりまでに、ある程度拾っておきたいなと思って買っている。
毎度のことだが、買う前はウキウキだが、買った後は「なぜ買ったのか?」と、自問しモニター前で震えている。買ってしまった後はどうにもならないので、決算を楽しみにしたいと思う。
富士山マガジンは割引もあるし、雑誌の定期購読を考えている人にお勧め!