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株主優待&配当

クロネコだと思ってたらアカだった!9064ヤマトホールディングス 買い?売り?

株価が下落していると聞いていたが、どちらかと言うと暴落だった

Twitterのタイムラインで、ちょろちょろと見かけたヤマトホールディングスの件。私は小型株専門なので、特に株価を監視していなかったのだが、やはり定期的に目に入ってくるので、なんとなく株価を確認してみた。

下りエスカレーターってレベルじゃねーぞこの\(^o^)/

ただ、「あれだけの大型株がこれだけ下落してるのだから、分析してみる価値はあるかも」と思い、早速決算資料を読むことにした。

 



 

2018年 ヤマトホールディングスの株価を見ながら思っていた事

私は個人的に、宅配業者としてのヤマトが大好きである。私の集配エリアの担当さんはもう何年もずっと同じで、とてもいい方ばかり。たまに飲み物を差し入れしてしまうほど、非常に信頼度と好感度が高い。そんなこともあり、株価自体は見たことがある。

その当時(2018年)の株価は3000円を超えていた。

時価総額に換算すると、1.3兆円。

当時のPERも小型株並みの評価をされていて

「さすがにちょっとこれは・・・。でもヤマトさんだし、いいか 」

と思いながら株価を見ていた事を思い出す。なぜ当時の株価が好調だったのかを振り返ってみるその当時の事を振り返ると真っ先に思い出すのがこれ。

会社HPより

2.業績予想の修正の理由
ヤマトグループは高品質なサービスを提供し続けるため、「働き方改革」を経営の中心に据え、労働環境の改善・整備を図るとともに、デリバリー事業においては、「デリバリー事業の構造改革」を推進しております。大口の法人のお客様に対し、出荷調整や再配達削減などを要請するとともに、法人のお客様に対し、運賃の見直し交渉を進め、既に多くのお客様にご理解とご協力をいただいております。

この大口法人、当然資料では名指ししていないが、誰がどう考えてもAmazonである。個人的には「あれだけ値上げに否定的だったAmazonが、ヤマトの軍門に下ったか!」と正直に思ったし、「それだけ運賃の値上げの妥当性を、Amazonも理解しているという事なんだな。これは運輸業界にとって追い風だな。」と思ったものである。

まあ、運輸関係は100株も買わなかったんだけどね!えへへっ。

この協力関係がずっと維持された場合、

Amazonの業績が伸びる=ヤマトホールディングスの業績に直結する

という構図が完成したと言っても過言ではない。Amazonという巨大な顧客が下支えになる、そう考えただけで既存株主は安堵に包まれていたと思う。また、全体的に運賃の値上げに成功し、それに伴う利益改善の期待、そして業界のリーダーとしての評価も含めて高評価を受けたものだと私は思っている。



AmazonはAmazonだった!

株価は2018年の9月近辺から下落に転じ、ゆるやかに下降して行った。やはり、時価総額1兆円以上で、高PERは維持できなかったのであろう。そして今回の急落を決定的に裏付ける、 2020年3月期第1四半期の決算が出た。

会社HPより

2020年3月期 第1四半期決算短信

1Qから純損失・・・・これには、既存株主も面食らったに違いない。そして、質疑応答には数字以上に衝撃が走った記述があった。

2020 年 3 月期 第 1 四半期 決算説明会 主な質疑応答(要旨)

キーワードをまとめてみる

・大口顧客
・複数荷物をまとめて発送するなどの、顧客による工夫

上記に加えて、私がよく見かけるようになった言葉を追加すると・・・

 

・対象商品¥2,000 以上の注文で通常配送無料

お、おう。Amazonやんけ・・・。そう、 ヤマトの軍門に下ったと思われていたAmazonが工夫してた!しかもどうやら、自社流通網を強化しているようだ。やはり、AmazonはAmazonだったようだ。これでAmazonとの長期的な協力関係に暗雲が立ち込めた。

成長シナリオが崩れたとき、株価の評価は一変する

これに関しては私がたとえ話を用いて書いてるので、ぜひ読んでほしい。

ヤマトホールディングスは中間・期末、年に二回の配当

では今の下落に立ち向かうべく、配当利回りはどういう状況か調べてみた。この会社の権利確定月は、毎年3月と9月の年2回となっている。今期は中間配当15円、期末配当は16円との予想。

現在の株価、1615円で引き直すと、

年利回り 1.91%

ハイ、配当では株価の下落は止められません。まあ、元々が成長企業としての評価だったので、急に配当利回りガー!と言い出したところでどうしようもない。配当での株価下支えは期待できないと思ったほうがよい。

 



優待は?ねえ、クロネコグッズの優待はあるの?

優待についても調べてみた

なあああああああし!

なんかクロネコグッズとかありそうな感じがしたけど、全然ないのね。私寂しい。

直近の業績推移は?

2017年3月期から2020年3月期にかけては、増収増益基調である。特に純利益の面では、今期予想をベースにすると、2017年の2倍以上となっている。これは会社のテーマとして掲げている、利益率の改善が実現しているからである。

ただし、2020年3月期の第一四半期が赤字であった以上、今期予想が達成できるか非常に危ぶまれる状況であることは間違いない。

倒産や減配の可能性は?

自己資本比率は49.9%

キャッシュフロー等を考えても、倒産の心配はない。ただし、減配の可能性は否定できない。直近の業績が好調だったので何とも言えないところだが、今期の予想が下ブレすれば当然減配の可能性が出てくる。まだ1Qの決算しか出ていないので判断が難しい。

過去の配当実績

直近で無配の年はない。

なので一定の安心感はある。

PER・PBR・各種指標をチェック

連結PERは16.7倍  時価総額を考えると、ちょっと高い
連結PBRは1.12倍  普通水準
連結ROEは4.6%   ぶっちゃけて数字は悪い

キャピタルゲイン狙い?インカムゲイン狙い?

先述した通り、配当狙いでの購入はお勧めできない。かといって逆張りで買えるかというと、本決算の修正がある可能性を考えると、これまたお勧めできない。



ハッキリ言って、今のヤマトホールディングスは難易度MAX

私は常にテクニカルとファンダメンタルズの両方で株を見る癖がついている。

が、

今回のヤマトホールディングスに関して言えば、

触らぬ神に祟りなし

この一言で結論付けられる。ポイントは4つ。

1 配当での株価の下支えが期待できない
2 通期の下方修正の可能性
3 多分、株価はバケツリレーになる
4 テクニカル的にも買いづらい株

これだけの暴落なのでやはり逆張りで入ろうか?と一瞬思ってしまったが、

正直、ここよりも簡単に儲かる株は他にもあると思う。

過去の最高値を見てしまうと、その下落幅に興味をひかれて、つい買いたくなってしまうが、はっきり言って当時の高値は全く意味がない。なぜなら会社を評価する前提条件が変わってしまっているから。ここで2回目のアピールタイム。

 

安易な逆張り=バケツリレー要員

ここから投資する人は、このことを頭に入れて投資をして欲しいと思う。

良い会社なんだけどね・・・。

 

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