今週末、飛びそうな人をブックマークして、リスト化してニヤニヤしてる人がいるんだって?そんな事してる暇があったら、自分のPF見直しなさい!というわけで、本題。
来たね。急落という名の、招かれざる客が(震え声)例のごとく、アメリカと中国の貿易戦争の激化を嫌気した先物の売りが起きた。これ、今年何回目よ(苦笑)主な原因は、中国のアメリカに対する報復措置の発動。それに対して激おこしたトランプ大統領が、中国に対してさらに関税を引き上げると宣言をした事が大きく影響している。
もうどうにかしてって感じだよね ┐(´~`)┌
しかし、今年も何回かこういう急落を繰り返しているので、もう不感症になっている。毎回言ってるが こういった急落は相場には起こり得るし、こういう事が連続で来たりもするので、値下がり幅を考えても大したことはないんだけれども、持ち越したポジションのことが気になって気になって、オネエみたいに内股でそわそわした週末を過ごしている、そこのあんちくしょうに書きたい。
目次
今、ざっくりと日本経済の立ち位置を考えた
次のグラフを見て欲しい。日経平均株価の、直近10年の推移である。
これらを比較するとはっきりとわかるが、為替と日経平均というのは、綺麗に連動している事が分かる。民主党政権が終わり、超円高から円安に戻っただけでこれだけ大きく株価が回復している事実を踏まえれば、基本的に日本は外需産業が為替の恩恵を受ける構造である事が理解できるだろう。そして今、2019年の時点で日本の置かれている状況を再確認してみる。
・消費税を10%へ増税
・日経平均は踊り場
・貿易戦争を背景とした景気への悪影響
・それに伴い、安全資産へのマネーの逃避
他にもいっぱいあるけれども、私が大まかに考える状況は以上である。そうなってくると、必然的に円高基調になりやすい環境であると言える。実際に、為替の円高基調を受けて、ここ最近の外需産業はふるわない。これは想定為替レート以上の円高を警戒している売りが出ていると思われる。
では実際にどんなセクターの株が良いの?
これは私が以前からツイッターで言っている
内需株一択
である。

ここに来て、円高基調であることははっきりと分かっているので、その影響をモロに受けるのは外需だと分かった。なので消去法的にまず外需株が消える。そうなると、残るのは内需株ということになる。
もちろん外需株の不振が景気に悪影響を与え、内需にもダメージを与えるという理屈もあるけれども、為替の直接の影響度という点で、内需株はそれを回避しやすい。また、為替が1ドル90円になったからといって、いきなりみんなが外食しなくなるわけでもないし、サービスを受けなくなるわけでもない。
じゃあ、具体的にどんな株がいいのか教えろ YJJ!
内需株と言っても当然範囲は広い。それに内需だからといって、何でもかんでも買えば(地方銀行株みたいに)いいわけではないし、それなりに選別は必要になってくる。また内需株の中でも皆が同じような事を考えていて、個別銘柄の株価が高くなっている場合、投資対象としては外さなければいけない。
今の私の場合、100%内需株でポートフォリオは埋まってしまっているので、これから何かする予定もないし、何かができるわけでもない。
が、
もし条件が整ったら面白いなと思う株を、見本として紹介したい。それは、2782セリアである。
2782セリアを例にした理由
すごくシンプルに考えて欲しい。為替がここから50円に下がったからといって、100円ショップがなくなるかと問われれば私はそんなことはないと思うし、消費税が増税されれば値段を実質維持したままで販売する100円ショップは、生活防衛の手段として真っ先に思い浮かぶ分野である。
また、これだけ生活に根付いているジャンルの会社なので、すぐに倒産することも考えられない。実際に財務面でも盤石である。そして、仮にここから円高が進んだ場合、基本的に輸入で商品を仕入れる割合が高いので、逆にセリア自体には円高の恩恵が出てくることが見込まれる。これも私が考える円高局面での強みである。また、株価を見て欲しい。

ほぼほぼ横ばいだ。当然、日々の株価の上下はあれど、トランプ砲があったことを考えれば、非常に安定しているのではないかと思う。多分、注目されてないのもあるんだろうけど。念押しするがセリアは一例なので、投資は自己判断でお願いします。
外部要因から来る急落を、常に想定した銘柄選定
私がセリアを例に取ったように、他の投資家も同じような事を考えている。つまり不安定な相場に移行しつつあるので、安定した銘柄を持っておきたい、と。実際に外部要因が悪くても影響が少ない株というのはたくさんある。それを四季報で探すなりして、急落時に強かった株をリストアップしておけばいい。また、普段強い株が外部要因で下げた場合は、大チャンスである。その辺をしっかりと見極めて相場に臨みたい。