私は本が大好きだ。なぜなら自分の知的好奇心をずっと満たし続けてくれるから。そしてこの知的好奇心には終わりがない。本は、これからも私を満たし続けてくれるだろう。なので本が大好きだ。ぶっちゃけて女の子よりも好きだ。いや、
やっぱり女の子が大好きだ(文字大)
という、女性ファンへの感謝の念を表明してから本題。
私は株をやる前から書籍自体は好きだったが、投資と言うジャンルについての書籍を読み始めたのは、多分20代後半から30代になってからではないかと思う。遅咲きなのかな?そして、デイトレ時代にセイグッバイし、投資というものを真剣に考えるようになってからは、貪るように本を読んだ。
全てが新しい知識だったので、楽しくて仕方が無かった。本を購入した後、まずは読む。通読っていうやつね。ここで、少しでも心に引っかかったものは残す。それから時間が経って、再度同じ本を読む。そうすると、そのあとに読みたい本と読まなくなる本とに分かれてくる。
私の場合、特に参考にならずに読まなくなった本はすぐに売ってしまうので、今の本棚に残っている書籍は、私にとって本当になくてはならないものになっている。ちなみに私の本棚はスペースの都合上、三軍制となっている。図のような感じ。

この配置の通り、
一軍は最も影響を受けた書籍
二軍はその次に影響を受けた書籍
三軍は処分するのがもったいない書籍
という風に分けられている。今回紹介する本は私にとって一軍の本である。
タイトルは、昼下がりのみだらなランチ
株の天才たち
もうタイトルから痺れるね。間違えてコンセントにドライバー刺しちゃった時ぐらい、痺れるね。ニヤニヤ。
これは、パンローリング社の発行で2001年に初版が発売されたと書いてあり、投資業界の伝説といわれる5人に焦点を当てて書かれたものだ。登場人物は、
ウォーレン・バフェット
ベンジャミン・グレアム
フィル・フィッシャー
トーマス・ロウ・プライス
ジョン・テンプルトン
投資家でこの面子を知らない人間は、ファーストフード大好き!と言いながらマックを知らないぐらいインチキだ。それぐらいに有名である。個人的に全員影響を受けている投資家ばかりだが、私が初めてその名前を知ったのが
トーマス・ロウ・プライス
である。
正直、この本を読むまでは聞いたことが無かった名前である。ご本人は既に他界をされていて、現在新しいメッセージを聞くことはできない。その他の四人に関しては、より詳しい書籍が出ているので今回は省かせていただく。
プライスは、私がデイトレードから長期投資へ移行し、そこからまたさらに成長株投資へ舵を切る上で、大いに参考にさせてもらった投資家である。トーマスは、自身で投資会社を運営していた(ざっくり)。
本の目次を抜粋したい
第19章 プライスの成功戦略
企業のオーナーと同じ考え方をする一方で、「投資家にとって唯一確実に訪れるものは変化」であることを悟る
第20章 プライスが実践する三つのステップ
~企業の成長とライフサイクルを検討する~
第21章 プライスの戦略を応用する
投資家別戦略応用法
等、彼の戦略について記載されている。他に債券についても書かれているが、私は成長株投資が参考になった。プライスは、GEやコカ・コーラなどの大企業にも投資していたが、将来的に成長余地の大きいと思われる中小企業の株を買い付けていた。この小型成長株を買うときの考え方や基準が、今の私には大いに参考になっている。
この本を呼んだらプラスになりそうな人
小型成長株投資に興味がある人
伝説的投資家の話と合わせて読んでみたい人
には是非オススメしたい。
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いや、やっぱりおすすめしない。
ライバルが増えてしまうので(ゲッソリ)それでも読んでみたいと思った方は身近なところで探してみてほしい。※当サイトは読者に親切な仕様です。