今年は圧倒的善意の塊で、湘南ビーチの私設ライフセーバーになり、体力的に劣っているうらやまけしからん女性を中心に、双眼鏡で重点監視しようと思ったが、あまりにも暑いのでやめた。
ビーチでの観察眼は、日本野鳥の会に匹敵するレベルなんだけどね。
さて、本題。プチ波乱も過ぎ去って、気が付けばもう金曜日。リセッションだの、貿易戦争激化だの、為替ガーだの色々と言われながら、いつも通りに一週間が終わった。んで、今週を振り返ってみたけど、
追証売りまあだあ?
週明けから散々騒がれていた追証売り。あなたは目撃することができただろうか?株歴10年以上の私でも全く分からなかった。それも当たり前である。なぜなら売り玉に、これは追証です買ってくだしあ!という風にタグはついていない。
ある程度普段から板を見続けていて、いつもよりおかしな量の売りだな?ぐらいでしか判別ができない。このように、追証売りの正体とは
事故物件のお化けのようなものなのである。
出そうだけど見たこと無い、みたいな。
そして実際問題、追証売りの影響があったかと聞かれれば、全然なかったと思う。言葉というものは非常に面白いもので、その言葉が持つネガティブなイメージが、実際の影響以上に警戒されてしまうという一例になっている。
そもそも追証というのは、信用取引の維持率が低下し、追加で入金する必要がある状態のこと。ただそれだけなのだが、その追証が発生する状況そのものがとてもネガティブなので、
追証発生=強制決済=大量の売り
という風に、勝手に連想ゲームをしてしまう。だが実際に1000円程度の調整で追証が発生するということは、元々資金管理が適正ではなかっただけの可能性が高い。それに自分の身の回りを見渡すとわかると思うが、追証になった人がいたかと問われれば、逆にいた人の方が珍しいのではないかと思う。実際に私の周りには一人もいない。そう考えると、追証売りというのは元々マーケットの規模に対して極少数派で、
追証売り=大暴落
という勝手なイメージが連想されただけだと思っている。なので、必要以上に警戒してしまい、投資家が買うべき時に買えないというのは本末転倒だ。特に、下げで売ってしまうのは最悪。どれぐらい最悪かと言うと、
ビーチで双眼鏡を取り出して覗こうとしたら警察に「フー・アーユー?」と聞かれた時
ぐらい最悪である。まだナニも始まってないのに・・・・(ブツブツ)
そして、急落時にいつも思うのが、ここからさらに1000円下げたら買うとか、2000円下げたら買うとか言ってる人を見かけるけれども、これは非常に欲張りな考え方である。例えば一万円の商品券を50%オフで買う機会があったのに、70%オフじゃないと買わないと言ってるようなもの。
これは個人の安全余裕域を考えた上での戦略という見方もできるが、やはりバーゲンセールで買わずに捨て値で買おうという考えは、欲張りすぎだろう。50%オフで買えればそれだけで利益が出るのに、70%オフを狙うことによって結局何も買えずに利益が0で終わってしまっては、待っていた時間が無駄になる。
そういう観点からも安値で買うことを意識しつつ、ほどほどの株価で買うということもセンスの一つではないか。あ~、あの時買ってればよかった!と思うことはしょっちゅうで、この辺は難しいところだが、あまり欲張らずに買いを入れるということも大事だ(経験者は嗚咽しながら語る)。
今回のパターンで言えば、ずっと監視していた株が急落で値下がりし、買ってから全体の株価が落ち着いて含み益になっていた、というのが理想的かなあ。ここから数ヶ月が経って、今回の追証売り連想ゲームがただのバーゲンセールだったのか、終わりの始まりだったのか、答え合わせをしたいものである。
こんばんは。板薄銘柄の決算跨ぎはいつも怖いのですが、1431リブワークは成功し、全て利確しました。ギリギリの四季報予想超えでストップ高にはならず残念でしたが、これで楽しい3連休を迎えられます。
>>アロンさん
えっと、焼肉でいいです!あるいは、廻らないお寿司でも可!
良い連休を。ニヤニヤ