今日、久しぶりにIRに問い合わせをした。多分、数ヶ月ぶりじゃないかと。まったく初めての会社で、初デート並みにドキドキした。これは・・・つまり・・・その・・・
新規で買っちゃいそうな予感・・・
というわけで本題。株に興味を持ち始めると、今まで気が付かなかった広告に目が止まる事があるのではないかと思う。
暴騰銘柄教えます!
銘柄的中率○○%!
などとうたって、全面的にアピールしている広告。こういうのを見て一番最初に
何でこの人は自分で買わないんだろう?
と考えた人はカモになりにくい。逆に「これだけ堂々としていて、連絡先もしっかり書いてある。これは本物!」と、思ったあなた。
そうです、あなたカモです!
特に投資の世界は数字が一番なので、具体的かつ驚異的なパフォーマンスを提示されると、「この人の言ってることは本当なんじゃないか?」と思ってしまう。
しかし、はっきり言っておくが、この手の詐欺的広告は私が株を始めた頃からある。何が違うかといえば、
PR してる人の名前が違うだけ(これ本当マジ)
あとは、その時代その時代のデザインで宣伝しているだけで、中身は全く変わってない。では、なぜそのようなことが続いてるかと言えば、
いつの時代も同じ手法で騙される人がいるから
という事実である。極端な話、1000人中数人を騙して、その数人から何十万円も貢がせれば、宣伝自体は成功してしまうのである。これは100年後も騙される人がいなくならないのと同じで、もはや投資業界における風物詩と言えよう。
目の前にある話を、どういう仕組なのか?と考えるとビジネスの分析にもなるし、詐欺にも引っかからなくなる。頭の良し悪しではなく、勉強熱心で素直な人ほど引っかかりやすいので自覚がある人は自己防衛することを忘れずに。