下げ相場!下げ相場!と巷では騒がれてるけど、実際に下げ相場とはどんなものか?私は普段から言ってるが、
300円下がって100円戻して、また300円下がって200円戻して700円下がる。
みたいな感じで、結局は安値をズルズル更新していくのが、下げ相場である。この株価の流れの仕組は、
A「300円下がった段階で逆張りが入り、100円戻した段階で利益確定。元々高値で捕まってる人も100円戻したから売る。」
つまり戻り売りと短期逆張りの売りが重なる。その影響でまた300円下がる。
するとまたAの現象が繰り返される。
そのうちに日経の上げ幅がちょっと良かったりすると、底打ちだと思って買いが入る。しかし、こんどは高値掴みが喜んで売りをぶつけて来る。底打ち期待の人が高値掴みになって上値が重くなり損切り。こんなやりとりを年単位で続けるのが下げ相場である。
なので、
株価の大底なんて分かんな~~い\(^o^)/
これが結論となる。ちなみに、
天井を探しに行くのが上げ相場。
大底を探しに行くのが下げ相場。
次の宅建に出ます。ニヤニヤ
じゃあ、こうした現象に対してどう立ち向かうか。私は空売りを推奨しないので、空売り以外で考えたい。
1 株をやらない
ある意味究極のディフェンスだと思う。「休むも相場」という格言があるように、地合が悪い時や分からない時には現金で持っておく。これも一つの手段だと思う。
長所 お金が減らない(インフレ的な意味を除く)
短所 相場観が無くなったり、上げの初動に付いて行きにくい
「買い遅れ涙目プギャーm9(^Д^)」とか、ツイッター民に罵られて辛い。
2 大底が分からないので、現物でホールド
これも大底をあえて当てに行かないストロングスタイル。「日はまた昇る」の精神で何年も待てるのであれば、長い景気の循環の中で、浮上する事も出来よう。長所 最初から底値当てを放棄してるので、精神的に楽短所 ある意味欲が無いので、資金効率という観点では悪い
ライジング・サンするまでは闇一択。
3 配当・優待といった「目に見えるリターン」を基にした長期投資
これは色んな意味で手堅い投資。例えば年利5%もらえる株が値下がりして逆に6%・7%・8%・・・と利回りが上がっていった場合、この配当が株価値下がりの大きな抑止力になる。「値下がりするほどに美味しくなる」という、不思議な状態が完成するからだ。
また、換金性の高い優待も同様に株価の下支えになる。株価の底値は分からないけれど、配当の高さは目に見えるのでキャピタルゲインをメインにしなければ、有効な手段だ。ただし、減配の可能性が少ない銘柄を吟味する必要はある。長所 配当があるため、新興株ほど乱高下しない。底堅い。短所 減配や優待廃止の可能性がある。
減配株持ってると「私、指摘しましたよね」おじさんにチクチク言われる。
4 逆張りをする
これは兼業の人にはあまりお勧めできないが、下げ相場で一番儲かると言ったら、空売りを除いた場合にこれしかないんじゃないかと思う。ちなみに、私は下げ相場で現物買いのみで資産を増やしたBNFさんに影響を受けており、そのおかげで2008年からの株価低迷期にお金を増やせている。しかし、この逆張りは短期的な需給を考えた取引になるので、下手な人は傷口を広げる可能性が高い。ある程度の経験も必要になるので、参考までに。
長所 下げ相場に悠然と立ち向かえる短期売買
短所 落ちるナイフが頭に刺さって、病院送りの可能性
また、BNFさんを目指して失敗すると、
「B(暴落相場で)N(ニートが大損して)F(ファーwww)」
とか罵られて悲惨。本格的な下げ相場へと移行する可能性が高くなった日本経済。この三連休は、ゆっくりと自分の投資方針を決める時間に当ててみてはどうだろうか。
なお、
クリスマスの予定組むのが楽しすぎて
り~~~む~~~~(はあと)
とか、発情してピンク色になってる人間がいたら、即アク禁です。即です。